陸上HJスパイクにインソール (背面跳選手)

    

左から①②③④

高校男子 HJ選手 踏み切り脚は右足

①はインソールパッド面 ②完成 ③インソールベースカップ表面 ④①にマスキング処理したところ

HJは助走終盤では弧を描きながら踏み切り動作に移るがリード脚はむだのない直線的振り出しが求められます。終盤の助走で弧を描くのは重心位置を低くしながら踏み切り動作入るためです。踏み切り脚はミッドフット接地で内反位から前足部をフラットに接地して母趾球で蹴りだすとともにリード脚を振り上げながら体幹部のバネ、上肢の誘導など瞬時に動作するものであります。この動作で高く跳び上がる要素の全てが決定されます。あとは空中動作ですがバーを越える技術となります。これらの助走場面での左足のリードがしやすいように蹴れるインソールかつ踏み切り動作が効率よく可能な右足のインソール作製が要求されます。現在の製作方法はどんな助走スピードか?どんな弧か?どんなリードか?どんな踏み切りか?との情報と足に合わせて製作させていただいております。